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今、注目の「季節移住」とは?メリット・デメリット、家はどう探す?

更新日: Sep 4, 2020

今、注目の「季節移住」とは?メリット・デメリット、家はどう探す?

冬は沖縄で、夏は北海道で過ごすなどの「季節移住」が注目されています。セレブの余暇ではなく、気軽に季節ごとに「移住」する暮らし方です。リモートワークが広がる中で、現役世代も可能な時代に。季節移住のメリット、デメリット、住まいについて紹介します。

季節移住で夏も冬も快適に暮らす!

季節移住で夏も冬も快適に暮らす!

日本のはっきりした四季は、彩り豊かな景色に豊富な作物、また伝統ある年中行事や季節の移ろいを愛でる感性など、さまざまなよさを私たちに与えてくれます。しかし、季節と環境によっては不快感や不便な暮らしがあることも事実です。

そこで注目したいのが、二地域居住のひとつ「季節移住」です。季節移住とは、冬は南国で、夏には避暑地で、あるいは春先には花粉が飛散しない土地で…というように、季節に合わせて別の地域でシーズンを通じて暮らすことを言います。

移住の形態はさまざまな選択肢があり、別荘を保有するよりも気軽に、経済的負担を抑えながら過ごすこともできます。リモートワークが普及してきた現在、拠点を移しながら生活するハードルは下がってきているといえるでしょう。

自治体によっては、季節移住の誘致に積極的でさまざまなサポートがあります。季節移住のメリット・デメリットや、住まいの種類について調べました。

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季節移住は別荘と違うの?季節移住に向いている人は?

季節移住は別荘と違うの?季節移住に向いている人は?

季節移住は余暇を過ごすのではなく、あくまで日常生活を過ごす拠点を持つという位置づけです。このため、富裕層が保養のために持つ別荘や、一時滞在を楽しむ旅行とは、経済面や過ごし方が異なります。

別荘を持つことと季節移住の違い

リゾート地や避暑地に拠点を持つという点では別荘と似ていますが、季節移住との違いはその目的です。別荘は「日常的に利用しない保養のための住宅」とされ、固定資産税はもちろん自治体によっては別荘等所有税がかかる場合があります。

このように保養が目的のいわば贅沢品である別荘に対し、季節移住の住居は「居住用財産」と認められれば税金の優遇措置や特例措置が認められることもあります。

ただ、居住用と認められるかどうかは自治体によって解釈が異なるため、個別に確認する必要があります。

旅行と季節移住の違い

季節移住はあくまで1シーズンを通じて生活する暮らし方です。余暇を楽しむのではなく、リモートワークで通常の仕事を続ける、あるいはその土地で観光業や農業などの季節労働に従事するなど、勤労を含めて生活拠点として暮らすのが季節移住です。

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季節移住に向いているのはどんな人?

季節移住には魅力がたくさんありますが、もちろん誰にとっても適した暮らし方とはいえません。以下のような人には有用な選択肢となるでしょう。

冬の寒さ、夏の暑さが苦手な人

季節移住の利点はなんと言っても季節にあわせて快適な気候の土地で暮らせることです。寒さ・暑さが苦手で活動が制限されてしまうような人は大きなメリットを得られますね。

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花粉症がひどい人

花粉症は日常生活に支障をきたすことも少なくありません。花粉が飛散しない地域に暮らすと、生活の質は大幅に上がるでしょう。

移住したい場所があり、まずは住みやすい季節だけお試し移住をしたい人

いずれ移住を考えている人には、お試し移住がおすすめです。過ごしやすい季節だけ暮らしてみる季節移住なら、無理なく現地に慣れながら長期的に本格以上の準備を進めることができます。

観光業や農業など季節労働がしたい人

農業・漁業や、地方の観光業などは、季節によって仕事の量に差が大きい産業です。作物のかき入れ時に合わせ農業に従事する、ハイシーズンの観光地で宿泊・接客業やガイドに就くなどの季節労働に就きたい人には季節移住が選択肢のひとつになります。

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リモートワークの人

季節移住するには、どちらの拠点でも仕事が確保できることが大前提です。リモートワークで場所を問わず仕事ができる勤務形態の人には、実現性がぐっと高まりますね。

季節移住のメリット

季節移住のメリット

季節移住にはさまざまなメリットがあります。過ごしやすい気候を満喫できるだけでなく、本格移住にはない利点も考えられます。

快適な気候条件で暮らせる

メリットはなんと言っても、季節に応じて快適な気候のもと暮らせることでしょう。南北に長い国土や海流・季節風の影響で気候の地域差が大きい日本ならではとも言えますね。

季節ごとに気分をリセットできる

複数の生活拠点をもつと、定期的に環境が変わることで気分をリセットすることができます。1年のなかでリズムができ、メリハリある生活につながるでしょう。

転出届などの行政手続きが不要

完全な移住と異なり、季節移住では住民票を元々の自宅においたまま、つまり行政上の転出・転入手続きを行わずに住まいを移すことが可能です。

ただし住民票のない自治体では、選挙権を持てず、公的書類の発行や受け取りなどができない場合があるなど、不便も生じうることに注意が必要です。

季節移住のデメリット

季節移住のデメリット

快適な暮らしが実現できる季節移住ですが、デメリットもあります。特に費用面や管理面など、複数の住まいを所有するがゆえの負担はよく認識しておきましょう。

季節ごとの住まいの確保

滞在している間は、家賃のほか、水道光熱費・通信費など滞在費用がかかります。最低限の家財など、拠点ごとに二重でかかる費用もあるでしょう。さらに保有物件の場合は、取得費用はもちろんのこと、毎年固定資産税がかかります。

たとえ、年間のうち1シーズンしか住まないとしてもかかる税金は変わりません。次項で述べる通り、不在中の物件の管理維持にも費用がかかります。

不在中の住まいの管理

季節移住先の住まいが保有物件の場合は、不在の間も放置しておくわけにはいきません。不在の間に湿気で家屋が傷まないように、また庭の植木や雑草が近隣の迷惑にならないように、対策を要します。

寒冷地であれば、水道が凍結して破裂しないように水抜きが必須になります。家屋の手入れ以外にも、水道・電気・ガスを止めることはもちろん、郵便物や新聞が配達されないよう手配する、空き巣対策を考えるなど、気を付ける点がたくさんあります。

生活の利便性が都市部に劣る

季節移住先が地方の場合、都市部と比較すると生活の利便性が落ちることは避けられません。代表的なのは交通の便で、公共交通機関が行き渡っていないケースが多いため、自動車の運転ができないと不自由を感じることが多いでしょう。

買い物施設も都市部と比べると少なく、品揃えが充実していないこともあります。シーズン限定のことであっても都市部の利便性が欠かせないという人には、厳しいといえるでしょう。

移動費や交通費がかかる

自宅と移住先の移動費用や現地での交通費が新たにかかることも認識しておきたいところです。特に下見段階や準備期間中は自宅と現地の行き来が何度も発生し、遠地であればあるほど費用がかかります。

また、自家用車を持たない人や、自宅から車移動ができない距離の土地に季節移住する場合、現地でレンタカーが必要になることもあります。

季節移住の住まいはどう探す?

季節移住の住まいはどう探す?

季節移住するにあたり、住居はどのように探せばよいのでしょうか。別荘を保有する以外にも、さまざまな形で住まいを利用することができます。自治体によってはお試し移住・季節移住を積極的にサポートしてくれるところもあります。

別荘をレンタル

気軽な一時の住まいとしては、レンタル別荘という選択肢があります。Webで探すことができ、費用は利用する分だけ、メンテナンスや不在時の管理を考えなくてよいこと、シーズンごとに違う地域でお試し移住ができることも大きなメリットです。

貸別荘として建てられたコテージタイプ、個人保有の戸建てやリゾートマンションがレンタルに出されているケースなどさまざまな物件があります。宿泊日数も、1泊ごとから月単位の長期滞在プランまで、利用したい形態で探すことができます。

また、バブル期に建てられた別荘やリゾートマンションが現在では破格になっていることもしばしばです。滞在する地域が毎年同じであれば、いずれは格安で手に入れることを考えてもいいかもしれません。

自治体の「お試し移住」を利用

移住を推進する自治体では、「お試し移住」や「移住体験」の仕組みが整っているところもあります。例えば北海道釧路市では、NPO法人や地元の観光事業者による研究団体による、宿泊先の紹介や滞在中のサポートを受けることができます。

宿泊先はホテルやウィークリーマンション、戸建て貸し家、介護就き有料老人ホームまで多岐に渡ります。また滞在可能期間も1週間から3ヶ月以上と、さまざまなニーズに対応してくれます。

ロングステイ施設

ロングステイ=長期滞在を念頭においた、住まいに必要な設備を備える宿泊施設を利用するのも便利です。ウィークリー・マンスリーマンションや、ホテル並みのサービスを受けられるサービスアパートメントの他、古民家を活用した滞在施設などもあります。また、民泊の中にも長期利用に対応しているケースもあります。いずれもWebで、目的や滞在予定に適した物件を探せて便利です。

まとめ

季節移住がこれからがは一般的になっていくかも

「夏は軽井沢の別荘で」といった過ごし方が富裕層だけのものだったのは昔のこと。経済的な負担が少ない方法で季節移住できる選択肢が増えてきました。これからは季節に応じて快適な地域に住まいの拠点をもつことは、ごく一般的になっていくのかもしれません。

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