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都道府県別、生活費ランキング!地方移住の生活費を調査!【田舎暮らしの知識】

2020年5月16日

地方移住を考えたときに必ず考えるのは「その地域での生活費にいくらかかるのか」ではないででしょうか。「地方のほうが生活費は抑えられる?」など、地方の生活費にまつわる疑問や不安を、国の調査データから分析。都道府県別にランキング化してご紹介します。

地方移住で生活費は安くなるのは本当?

地方は家賃が安く、農業や家庭菜園などで自給自足を行えば食費も浮き、生活費が下がると思われがちですが、そうとは限りません。確かに、家賃など安くなる出費もありますが、その分、車の維持費や家の修繕費など、都会で暮らしているときにはかからなかった費用が発生します。それでは、毎月の生活費について、国の調査データをもとに具体的にみていきましょう。

そもそも日本で暮らすのに生活費は平均でいくらかかるものなの?

まずは日本全国の一般的な家庭で生活費がどのくらいかかっているのかをご紹介します。総務省統計局が2020年2月に発表したデータによれば、単身世帯の生活費は平均で249,704円/月、2人以上の世帯は平均で293,379円/月となっています。人口が集中している都会の生活費に引っ張られて平均額が上がっていることので、全都道府県でこの額の生活費が必要なわけではありません。

都道府県ごとの生活費の参考例は?

では次に都道府県ごとの平均的な生活費を見てみましょう。フィデリティ退職・投資教育研究所が、全国主要都市の物価指数を調査しています。そのデータを元にランキングを作成してみました。各都道府県で生活費がいくらくらいかかるのかの参考にしてください。

全国主要都市の物価指数を比較

全国主要都市(県庁所在地)の、物価指数が高いランキングです。これは、東京23区=100とした場合の各都道府県の県庁所在地はどのくらいの物価が高いのか、安いのかを表す指標です。

順位自治体名物価指数順位自治体名物価指数順位自治体名物価指数
1神奈川県横浜市100.117北海道札幌市94.633富山県富山市93.2
2東京23区10018静岡県静岡市94.434福井県福井市93.1
3埼玉県さいたま市97.518山口県山口市94.435宮城県仙台市92.8
4長崎県長崎市96.718熊本県熊本市94.435鳥取県鳥取市92.8
5兵庫県神戸市96.521山梨県甲府市94.337岐阜県岐阜市92.7
6和歌山県和歌山市96.422広島県広島市94.237大分県大分市92.7
7山形県山形市95.822徳島県徳島市94.239長野県長野市92.6
7福島県福島市95.822高知県高知市94.239香川県高松市92.6
7石川県金沢市95.825滋賀県大津市94.141鹿児島県鹿児島市92.5
10京都府京都市95.626青森県青森市9442群馬県前橋市92.1
10沖縄県那覇市95.627茨城県水戸市93.842福岡県福岡市92.1
12栃木県宇都宮市95.328千葉県千葉市93.642佐賀県佐賀市92.1
13島根県松江市95.128新潟県新潟市93.645奈良県奈良市92
14三重県津市9528愛知県名古屋市93.646秋田県秋田市91.9
14大阪府大阪市9529岩手県盛岡市93.447宮崎県宮崎市91.7
16岡山県岡山市94.729愛媛県松山市93.4

大阪、名古屋、福岡などの地方都市は、東京都比べると物価が安いことがわかります。こちらのデータは県庁所在地の物価を比較するための数値なので、県庁所在地ではない地方都市や田舎に暮らした場合、もう少し物価は安くなるかもしれません。

東京で月30万円の暮らしは地方都市ではいくら?

では次に、東京都での生活費が30万円/月とした場合、同じ生活水準での主要都市での生活費はどうなるでしょうか。上で紹介した物価指数をもとにランキング形式でまとめてみました。

順位自治体名生活費例(万円/月)順位自治体名生活費例(万円/月)順位自治体名生活費例(万円/月)
1神奈川県横浜市3317北海道札幌市28.433富山県富山市28
2東京23区3018静岡県静岡県静岡市28.334福井県福井市27.9
3埼玉県さいたま市29.319山口県山口市28.335宮城県仙台市27.8
4長崎県長崎市2920熊本県熊本市28.336鳥取県鳥取市27.8
5兵庫県神戸市2921山梨県甲府市28.337岐阜県岐阜市27.8
6和歌山県和歌山市28.922広島県広島市28.338大分県大分市27.8
7山形県山形市28.723徳島県徳島市28.339長野県長野市27.8
8福島県福島市28.724高知県高知市28.340香川県高松市27.8
9石川県石川県金沢市28.725滋賀県大津市28.241鹿児島県鹿児島市27.8
10京都府京都市28.726青森県青森県青森市28.242群馬県前橋市27.6
11沖縄県那覇市28.727茨城県水戸市28.143福岡県福岡市27.6
12栃木県栃木県宇都宮市28.628千葉県千葉市28.144佐賀県佐賀市27.6
13島根県島根県松江市28.529新潟県新潟市28.145奈良県奈良市27.6
14三重県三重県津市28.530愛知県名古屋市28.146秋田県秋田市27.6
15大阪府大阪市28.531岩手県岩手県盛岡市2847宮崎県宮崎市27.5
16岡山県岡山市28.432愛媛県松山市28

こちらは基本的な生活費で計算した例で、医療費や冠婚葬祭にかかる費用など、突発的な変動コストがプラスで発生する場合もあります。もっとも生活費が高い神奈川県横浜市ともっとも安い宮崎県宮崎市とでは5.5万円の差があります。月に5.5万円安くなるのが高いのか安いのか、評価はわかれるところですが、年に66万円の生活費が浮くわけですから嬉しいですね。

生活には個人差もありますし、毎月この金額があれば生活していけるわけではありませんのでご注意くださいね。また、あくまでも県庁所在地でのランキングなので、都市部から郊外にでれば、さらに住宅コストなどは安くなります。

地方に移住すれば何が安くなる?高くなるものもある?

大 都 市中 都 市小都市A小都市B・町 村
食料79,263円/月74,210円/月71,421円/月67,735円/月
住居21,689円/月15,588円/月15,151円/月13,535円/月
光熱・水道21,587円/月21,944円/月21,773円/月23,373円/月
家庭用耐久財3,323円/月3,755円/月3,909円/月3,840円/月
保健医療14,192円/月13,014円/月13,095円/月12,075円/月
自動車関連18,132円/月23,955円/月25,067円/月28,307円/月
教育15,246円/月12,191円/月10,755円/月6,107円/月

地方に移住すれば東京に比べると確かに生活費は安くなりそうですが、何でも安くなるわけではありません。2018年の国の家計調査で都市の規模ごとに主要項目にいくらかかっているのかの調査がありましたので紹介します。

この表からもわかるように、食料、住居、保健医療、教育に関する費用は、大都市よりも田舎暮らしの方が安く、自動車関連、光熱・水道、家庭用耐久財に関する費用は、逆に田舎暮らしの方が高くなります。特に差が大きいのは、教育費と住居費。教育費については、そもそも私立が少ないためと考えられます。住居費は実家暮らしの人もカウントされており、さらに移住者は購入費・賃貸費がかかるのでご注意くださいね。

また、田舎は交通機関が発達しておらず、車移動がほとんどなので、大都市では抑えられていた自動車関連費(ガソリン代や車検修理などの維持費)は高くなっています。ただし、戸建てであれば駐車場代はゼロになるでしょう。都会に住んでいて車を所有している人にとっては、駐車場代がかからないのはかなり魅力的ですよね。

土地や居住面積が広くなることに加え、地方では都市ガスではなく、プロパンガスが主流のため、光熱費や水道代は地方のほうが高くなる傾向にあります。しかしガス代対策として、お風呂は「灯油ボイラー」を活用するなど、節約する方法もあります。

このように、高くなるものもあれば安くなるものもあるため、日々の生活している感覚としては、必ずしも「安上り」な印象にはならないかもしれません。

地方での仕事は収入が低くなることがあるので注意

地方移住をすることで収入が低くなってしまう可能性があります。例えば、フリーランスの仕事に切り替えて働くペースを落としたり、田舎の企業に再就職して給与が下がったりなど。せっかく生活費が抑えられても、暮らしぶりはラクになるとは限らないので、注意が必要です。収入と支出のバランスをよく考えましょう。

まとめ

地方での生活は、都会暮らしに比べて、生活費が劇的に下がるというわけではありません。しかし、地方移住の本当の魅力は、生活費が下がることではなく、日々の生活の質が向上する、生活の満足度・充実度が上がるということではないでしょうか。自分がどのようなライフスタイルを目指しているのかが重要なのです。

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