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地方移住した家族の家計例(40代夫婦+子供の3人暮らし編)

更新日: Aug 17, 2020

地方移住した家族の家計例(40代夫婦+子供の3人暮らし編)

地方移住して農業を始める場合、収入と支出はどれくらいになるのでしょうか?山形県に移住して農業を始めた40代夫婦+13歳の子供との3人暮らしのリアル家計簿を例に、都会より増える支出、減る支出を解説します。

山形県に移住して農家歴20年!リアルな家計簿を公開

所得400万円/年 ※農業での売上は約1100万円
支出の合計385万4600円/年
住居費(修繕費)3万円/年
水道光熱費24万円/年
上下水道3万6000円/年
電気代9万6000円/年
ガス代4万8000円/年
灯油6万円/年
保険料37万4000円/年
自動車保険5万円/年
国民年金39万円/年
健康保険・介護保険37万4000円/年
医療費5万円/年
教育費166万円/年
食費+日用品48万円/年
通信費21万6000円/年
携帯9万6000円/年
固定電話+ネット12万円/年
ガソリン代6万円/年
娯楽費(本など)6万円/年
交際費(町会費など)8万5000円/年
住民税12万円/年
自動車税3万9600円/年
※教育費は大学生の子ども2人分の仕送りも含めた金額

地方移住して、農業を本業にして暮らすと、どれくらいの収入と支出になるのでしょうか?20年前に山形県に移住した、現在40代の夫婦+子ども13才の3人暮らし(+別居で大学生の子ども2人)をしているUさんの家計簿を例が上記の表になります。

上の表から増える支出、減る支出に注目して田舎暮らしの家計を解説していきましょう。

地方移住で増える支出は?

地方移住で増える支出は?

Uさんの家計簿から、田舎暮らしで都会より増えがちな支出を解説します。田舎暮らしではスーパーに行くのも病院に行くのも車です。毎日乗るようになるので、自動車関連費は増えます。また、寒冷地では、暖房費などの光熱費も上がります。

自動車税・自動車保険

Uさんの家計簿では、自動車保険が年5万円にのぼります。地方では、車を1人1台持っている家庭が多く、毎年支払う自動車保険、自動車税はもちろん、数年に一度は車検費用やタイヤ代も1台ずつかかります。そのため、2台目は軽自動車にするなど。各家庭で工夫をしています。

ガソリン代

ガソリン価格は上下しますが、仮に150円/Lのガソリンを給油して、燃費10㎞/Lの車で月300㎞(1日10㎞)走行すると、ガソリン代は月に4,500円に。

片道5㎞の職場を毎日往復するだけでも、2台所有すれば月9,000円かかります。3人家族で月5000円のUさんは、ガソリン代を節約しているほうといえます。

灯油代

都会の家計簿にはあまり登場しない「灯油代」。冬が寒い地方では、暖房はエアコンよりも速く部屋を暖められるストーブが必須です。灯油は、石油ストーブの燃料として消費します。

さらに、ボイラーの給湯器を利用する地域は、灯油を燃料にするため、さらに消費量が多くなります。冬が寒くて長い地方に移住する場合は、家計に灯油代がプラスされます。

地方移住で減る支出は?

地方移住で減る支出は?

都会生活と比べて、田舎暮らしで減りがちな支出は、住居費と娯楽費。家計簿で大きなシェアを占める項目が減らせるのは、とても助かりますね。Uさんの家計簿を参考に解説します。

住居費

地方は、土地や家賃が都会より安いので、住居費が抑えられます。Uさんの住居費は、修繕費を入れても年3万円に収まっています。

繁華街から離れている農村エリアに住むと、毎年払う固定資産税に大きな差が出てきます。ただし、地方でも駅近くの繁華街は、意外と家賃が高いので、住む家と場所は慎重に選びましょう。

食費+日用品

3人家族で食費と日用品の合計が月4万円のUさん。農家ならではの数字です。Uさんのように、米、野菜を自家製でまかなえると、大きな節約になります。

ただし、地方でも、米や野菜を買うとなると、店頭価格は都会とそれほど変わりません。家庭菜園で野菜を作ったり、ご近所からいただく機会がない移住者は、食費があまり減らないことに愕然とするケースが多いようです。

娯楽費

Uさん家族の娯楽費は月5000円。家族で図書館へ行くのが娯楽だそうです。一般的に、田舎には、お金をかけずに楽しめる娯楽がたくさんあります。

河原でキャンプ、釣り、山登り、星空観察など、道具さえあれば無料で何度でもできることばかりです。また、公共施設が安く、都会より予約しやすいことが多いため、テニスやサッカーなどのスポーツも気軽に楽しめる環境が整っています。

田舎暮らしにおすすめの節約術

田舎暮らしにおすすめの節約術

Uさんの家計簿からもわかるように、田舎暮らしは都会より増える支出もあり、意外とお金がかかります。Uさんが実践している、地方ならではの節約術を紹介します。

ストーブの燃料は野山で集めた薪

Uさん宅の暖房は、リビングにある薪ストーブ1台のみ。暖かいリビングに家族が集まることで、家族の会話が増え、燃料費の節約にもなっています。燃料の薪は、近隣の野山で集めたり、知人を介して手に入れたり、農作業で使い古した杭を使って節約しています。

料理も食材も自分で作る

お菓子や料理は、「自分で食べたいものを自分で作る」がモットー。米農家なので、米はもちろん自前、野菜も家庭菜園で作っています。

夏から秋は、野菜をまったく買わないで生活できるといいます。節約できて、おいしい安全なごはんが食べられるのは、農家の醍醐味ですね。

飲み物は外で買わない

外出するときはドリンクを持参しています。ペットボトルは、1本100円と単価が小さくても、毎日買うと、100円×30日=3000円。1年で36,000円と馬鹿にならない金額になります。

たんぱく源は自家製の卵と豆類で

Uさん家族のたんぱく源は、自家製の卵や豆がメイン。肉や魚はあまり買わないことも、節約になっているそうです。

ティッシュはあまり使わない

自然とエコが身についているUさん家族は、ティッシュをあまり使いません。ティッシュをふきんがわりに使わないだけでも、結果的に節約になっています。

娯楽は図書館

Uさん家族の休日の楽しみは図書館。娯楽費はかかりません。図書館は都会にもありますが、地方には、山、川、海という無料のレジャースポットがたくさんあります。

まとめ

生活費を計算するには実際に現地を訪れてお試し移住をしてみましょう

Uさんのように、農村地帯で農家を営む家族は、住居費や食費が抑えられます。娯楽費も「自然」がすぐ近くにあるので、お金をかけずに休日を満喫できます。

一方、車関連費用などの増える支出もあり、農家でない場合は、都会より支出が減るとは限りません。では、みなさんが移住したら「車関連費用はどれくらいになるのでしょう?」、「本当にお金をかけずに休日を楽しめるの?」というのが気になるところでしょう。

シミュレーションしづらい人は、実際に現地を訪れてみましょう。田舎暮らしを数週間~数ヶ月単位で、無料または低価格で体験できる「お試し移住制度」を実施している自治体もあります。就農体験とセットになった「お試し移住」や、就農支援に積極的な自治体も。田舎暮らしと農業に興味がある人は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

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