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子どもの学力が高い都道府県は?ランキングと理由を知りたい!【田舎暮らしの知識】

2020年5月16日

子供のいる家庭が地方移住を考える際に気になるのが、教育環境です。私立中学はもちろん、高校・大学の数や進学塾の数は、地方より都心部に集中しています。地方の教育環境で、子供の学力は下がってしまうのでしょうか? 子供の学力を都道府県別にランキングし、学力を左右する要素を検証してみましょう。

地方は子供の学力が低い?

子供をのびのび育てたいと考えて地方移住を検討する人もいますが、移住先の教育環境は気になりますよね。私立中学校や高校・大学、塾の数は地方より都心部に集中していることから、学習環境が整っていないのではないかと考える人もいるでしょう。

移住先の教育環境や地域で学力の差があるのかも気になりますよね。学校や塾の数は学力と関係があるのでしょうか。実際に小学生・中学生の学力のランキングデータを確認しながら解説していきます。

小学生・中学生の学力 都道府県別ランキング

全国学力テスト(小学生) 全国学力テスト(中学生)
順位 都道府県名 正答率 順位 都道府県名 正答率
1 秋田県 72.00% 1 福井県 67.33%
1 石川県 72.00% 2 秋田県 66.67%
3 福井県 70.50% 2 石川県 66.67%
4 富山県 68.50% 4 富山県 66.00%
4 青森県 68.50% 5 静岡県 65.00%
6 沖縄県 68.00% 5 東京都 65.00%
7 東京都 67.50% 7 兵庫県 64.33%
7 愛媛県 67.50% 7 岐阜県 64.33%
7 山口県 67.50% 9 愛知県 64.00%
10 大分県 67.00% 10 茨城県 63.67%
10 京都府 67.00% 10 愛媛県 63.67%
10 広島県 67.00% 10 神奈川県 63.67%
10 新潟県 67.00% 13 山口県 63.33%
14 香川県 66.50% 13 大分県 63.33%
14 岩手県 66.50% 13 山梨県 63.33%
16 茨城県 66.00% 13 京都府 63.33%
16 福岡県 66.00% 13 広島県 63.33%
16 高知県 66.00% 13 群馬県 63.33%
19 静岡県 65.50% 19 青森県 63.00%
19 三重県 65.50% 19 新潟県 63.00%
19 山形県 65.50% 21 香川県 62.67%
19 鹿児島県 65.50% 21 三重県 62.67%
23 群馬県 65.00% 21 埼玉県 62.67%
23 埼玉県 65.00% 24 長野県 62.33%
23 長野県 65.00% 24 長崎県 62.33%
23 長崎県 65.00% 24 鳥取県 62.33%
23 和歌山県 65.00% 24 岡山県 62.33%
23 佐賀県 65.00% 24 奈良県 62.33%
29 兵庫県 64.50% 24 栃木県 62.33%
29 鳥取県 64.50% 30 千葉県 62.00%
29 岡山県 64.50% 30 徳島県 62.00%
29 栃木県 64.50% 32 福岡県 61.67%
29 千葉県 64.50% 32 宮崎県 61.67%
29 福島県 64.50% 32 宮城県 61.67%
35 岐阜県 64.00% 35 山形県 61.33%
35 神奈川県 64.00% 35 和歌山県 61.33%
35 山梨県 64.00% 35 北海道 61.33%
35 徳島県 64.00% 35 大阪府 61.33%
35 宮崎県 64.00% 39 島根県 61.00%
40 宮城県 63.50% 39 熊本県 61.00%
40 北海道 63.50% 41 岩手県 60.67%
40 島根県 63.50% 41 福島県 60.67%
40 熊本県 63.50% 41 滋賀県 60.67%
44 奈良県 63.00% 44 高知県 60.33%
44 大阪府 63.00% 45 鹿児島県 60.00%
46 滋賀県 63.00% 46 佐賀県 59.67%
47 愛知県 62.00% 47 沖縄県 57.00%

小学生と中学生のそれぞれの2019年度全国学力テストの都道府県別正答率ランキングを見てみましょう。ランキングを見ると、小学生と中学生ともにトップ3は秋田県、石川県、福井県と地方が独占していることがわかります。

一方、都心部である東京都は小学生が7位、中学生が5位となっていて、どちらもトップ3には入っていません。都心部では小学校受験、中学校受験をする人も多く、地方と比べると学校や塾の選択肢も多いですよね。しかし、このデータからわかるように、地方だからといって学力に影響を与えるということはないでしょう。

子供の学力が高い都道府県の特徴は?

全国学力テストの都道府県別正答率ランキングを見ると、トップ3は地方が独占していることがわかりました。子供の学力が高い都道府県にはどのような特徴があるのでしょうか。塾の数や教育費などのランキングと合わせて見ていきましょう。

塾の数が多い方がいい?

順位都道府県事業所数(軒)順位都道府県事業所数(軒)
1東京都404225山口県680
2愛知県335826鹿児島県634
3神奈川県325927滋賀県617
4大阪府320428和歌山県610
5埼玉県291329熊本県596
6兵庫県278030奈良県595
7千葉県229531香川県573
8福岡県173132長崎県517
9静岡県172533徳島県460
10広島県141434石川県458
11北海道141335宮崎県448
12京都府114236青森県398
13茨城県111637大分県380
14岐阜県101238富山県357
15新潟県92639秋田県346
16三重県90640山梨県342
17栃木県86741岩手県339
18宮城県85742高知県335
19福島県82243佐賀県334
20沖縄県81544山形県303
21群馬県78245福井県287
22長野県77946鳥取県263
23愛媛県72247島根県217
24岡山県712

都道府県別の学習塾の数のランキングを見ると、1位は東京都で4,042。このランキングと学力テストの結果から、塾の数が多い都道府県が学力が高いとは限らないということがわかります。特に愛知県は塾の数では2位と上位に入っていますが、小学生の学力テストの正答率の結果は最下位でした。

都心部と比べると地方は塾の数が少ないですが、このことが学力に影響を与えることはないでしょう。

教育費にかける金額は?

順位都道府県教育費(円)順位都道府県教育費(円)
1さいたま市(埼玉県) 2267325甲府市(山梨県)9817
2東京都2215226神戸市(兵庫県)9801
3千葉市(千葉県)2115027佐賀市(佐賀県)9734
4金沢市(石川県)1980828徳島市(徳島県)9706
5高知市(高知県)1611529広島市(広島県)9561
6岡山市(岡山県)1576430山口市(山口県)9532
7岐阜市(岐阜県)1571931鹿児島市(鹿児島県)9430
8高松市(香川県)1444932福井市(福井県)9340
9横浜市(神奈川県)1414433大分市(大分県)9106
10福岡市(福岡県)1384634新潟市(新潟県)8674
11奈良市(奈良県)1383335鳥取市(鳥取県)8218
12富山市(富山県)1332436盛岡市(岩手県)7923
13福島市(福島県)1294137那覇市(沖縄県)7863
14仙台市(宮城県)1276038秋田市(秋田県)7820
15静岡市(静岡県)1240139津市(三重県)7780
16松江市(島根県)1229940水戸市(茨城県)7685
17大阪市(大阪府)1213441京都市(京都府)7512
18大津市(滋賀県)1210242長野市(長野県)6984
19宇都宮市(栃木県)1119943宮崎市(宮崎県)6940
20山形市(山形県)1104744前橋市(群馬県)5781
21名古屋市(愛知県)1087645長崎市(長崎県)4949
22札幌市(北海道)1082546青森市(青森県)4836
23熊本市(熊本県)1029647和歌山市(和歌山県)3697
24松山市(愛媛県)10050

1ヶ月にかかる教育費の都道府県別ランキングです。1位は埼玉県(さいたま市)で22,673円。学力テストの正答率ランキングでトップ3に入っていた石川県(金沢市)は19,808円で4位です。同じく学力テストの上位である秋田県(秋田市)と福井県(福井市)は全国平均よりも教育費が低いことがわかります。このため教育費が子供の学力に深く関係することはないと判断できるでしょう。

都心部の教育費が全体的に高いのは、小学校受験や中学校受験をする家庭が多いことも理由の一つです。受験のために子供を塾や予備校に通わせるため、子供の教育費がかかっています。

生活習慣が子供の学力に影響している?

←正答率が 高い 低い→
A B 秋田県 石川県 愛知県
毎日、同じくらいの時刻に寝ている 42.6 41 38.1 33.5 45.2 44.4 37.6
毎日、同じくらいの時刻に起きている 62.2 61.1 58.3 52.8 66.7 63.2 57.4

全国学力テストの正答率の調査と同時に行われた学習状況の調査では、「生活習慣が整っている子供の方が正答率が高い」という結果になりました。表を見ると秋田県、石川県のの方が愛知県よりも毎日の生活習慣が整っていることがわかります。このことから塾がある環境よりも生活習慣を整える方が子供の学力のアップにつながると言えるでしょう。

地方と比べると都会は遊びに対する誘惑や共働き世帯が多く、生活習慣を整えるのが少し難しいのかもしれないですね。子供の学力アップのためには地方へ移住をしても、規則正しい生活を送るように意識をすることが大切になるでしょう。

地方でも通信教育を受けることができ、選択肢も多い

近年では通信教育の選択肢が多くなり、タブレット型の教材やスマートフォンの学習アプリ、オンラインでの学習サービスなどを利用する人が増えています。通信教育のメリットは塾や家庭教師と比べるとリーズナブルな価格で学習することができて、自宅で好きなときに取り組むことができるという点です。塾と違って親の送迎も必要ないので、通信教育の方が親にとっても負担が少ないでしょう。

このように通信教育を利用することで、地方でも充分に学習する環境を用意するのは可能ですね。まわりの環境よりも家庭での教育環境や生活習慣を整えることを大切にし、子供にとって良い教育方法を考えてみましょう。

まとめ

塾や学校の数の多さは子供の学力に影響するわけではありません。子供の学力アップのためには生活環境や生活習慣を整えることが大切です。自然に恵まれた地方の生活の中で、子供にとってより良い教育を受けさせる方法を考えてみると良いですよ。

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