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地方移住すれば通勤は楽になる?都道府県別の平均時間ランキングと通勤手段を紹介

2020年5月16日

都会は通勤時間が長く、立ちっぱなしの電車通勤は過酷です。地方に移住すれば通勤が楽になるかな…? 車通勤のほうが通勤時間が短い?日々の通勤地獄から解放されたいあなたのために、通勤の平均時間や、通勤手段を、都道府県別ランキングにして紹介します。

地方に移住すれば、通勤が楽になる?

都心での通勤は、満員電車、長時間通勤というパターンが思い浮かびますよね。総務省統計局による調査で、1日あたりの通勤時間は全国平均で1時間19分というデータが出ています。片道あたり40分程度ということですね。地方で暮らせば、通勤時間が少なくなり通勤は楽になるのでしょうか。徒歩や自家用車での通勤も多くなるのでしょうか。都道府県別の通勤時間や通勤手段から、都心と地方の通勤事情について探ってみましょう。

通勤が長い都道府県は?平均通勤時間ランキング

通勤地獄とも称されることがある長時間の通勤。毎日のように電車で立ちっぱなしという人も少なくないでしょう。通勤に要する時間は、多くの勤め先が集中する東京近郊が長くなるイメージがありますが、実際のところはどうでしょうか。都道府県別、市区町村別にランキングをまとめました。

通勤時間の都道府県別ランキング

順位都道府県片道の平均通勤時間順位都道府県片道の平均通勤時間
1神奈川県48分25長崎県22.1分
2千葉県46分26山梨県21.9分
3東京都44分27香川県21.6分
4埼玉県44分28石川県21.4分
5奈良県41分29福島県21.2分
6大阪府36分30熊本県21.2分
7兵庫県35分31長野県20.9分
8京都府29分32佐賀県20.8分
9愛知県28分33大分県20.5分
10宮城県27分34新潟県20.3分
11福岡県27分35山口県20.3分
12滋賀県26分36北海道20.2分
13茨城県26分37青森県20.2分
14広島県25分38岩手県20分
15三重県24分39福井県20分
16岡山県23.9分40高知県19.7分
17栃木県23.7分41秋田県19.5分
18岐阜県23.5分42山形県19.5分
19群馬県23.1分43鹿児島県18.9分
20和歌山県22.7分44愛媛県18.7分
21静岡県22.6分45鳥取県18.3分
22沖縄県22.4分46島根県18.3分
23徳島県22.3分47宮崎県17.7分
24富山県22.2分

総務省統計局のデータから片道あたりの通勤時間を算出し、都道府県別のランキングにしました。

上記の表を見ると、神奈川県の48.0分を筆頭として、上位4位までを東京都とその近郊の県が占めていることがわかります。また、5位から8位は大阪府周辺で同様のパターン、愛知県も9位と比較的上位になりました。経済活動の中心となる3大都市圏で、ベッドタウンから職場へ時間をかけて通勤している傾向が見てとれます。

一方で、8位の京都府以下の40道府県はいずれも片道の通勤時間平均が30分を切っています。つまり全国の8割程度の地域では、片道の通勤時間が30分以下で済んでいるといえます。通勤時間が最も短いのは宮崎県の17.7分でした。

神奈川県・千葉県の通勤時間が長いのはなぜ?通勤時間の市区町村別ランキング

順位都道府県・市区町村片道の平均通勤時間
1神奈川県葉山市65.7分
2神奈川県逗子市61分
3大阪府豊能市61分
4千葉県印西市60
5千葉県我孫子市60分
6東京都町田市58分
7千葉県白井市57分
8神奈川県鎌倉市56分
9千葉県流山市56分
10東京都清瀬市56分
11兵庫県猪名川町56分
12千葉県柏市55分
13東京都西東京市55分
14東京都小金井市55分
15東京都稲城市55分
16東京都国分寺市54.7分
17千葉県松戸市54.3分
18東京都多摩市54.1分
19兵庫県三田市54分
20千葉県鎌ヶ谷市53.9分
21千葉県船橋市53.7分
22埼玉県志木市53.7分
23東京都国立市53.4分
24千葉県習志野市53.3分
25東京都東久留米市53分

上記の表は、市区町村別の片道の通勤時間をランキングにしたものです。都道府県別で神奈川県や千葉県が比較的上位に入っている事情をもう少し詳しく読み解くことができます。

1位の葉山市、2位の逗子市は神奈川県で人気の湘南エリアの都市です。いずれも通勤時間は1時間を超え、平均を引き上げていることがうかがえます。同じエリアの鎌倉市も8位で56.4分と神奈川県の平均を大きく上回ります。これらの地域は都心から距離はありますが、東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインなどのJR線、そして京急線といった、乗り換えなしに東京都心にアクセスできる路線が通っています。電車1本で都心に通勤できるため、乗車時間が多少かさむことは許容されているのかもしれません。

前項の都道府県別ランキングで2位の千葉県についても、市区町村別の結果から同様の傾向が見られました。都内の路線から直通する京成線が通る印西市・白井市、上野新宿ラインによりアクセスが向上した我孫子市・柏市、つくばエクスプレスで秋葉原まで電車1本の流山市といったベッドタウンが上位を占めます。

東京都内では、町田市・清瀬市などの多摩地域の自治体が上位に来ています。

電車通勤は車通勤より平均通勤時間が短い?

続いて、電車以外も含めた通勤手段について見てみましょう。通勤手段を「徒歩」「電車」「バス」「車」「バイクor自転車」に分けたそれぞれの割合と、通勤手段ごとの所要時間について調べました。

都道府県別の通勤手段とその平均通勤時間

順位(電車通勤が基準)都道府県片道の平均通勤時間
電車徒歩のみバスバイクor自転車
1東京都44.5分9分2.5分9.4分16.5分
2神奈川県33.1分8分3.8分19.2分13分
3大阪府28.6分7分1.3分19.1分27.5分
4千葉県27.7分5分1.5分34.2分11.4分
5埼玉県25.4分5分1分32.3分16.4分
6奈良県24分6分1.1分38.7分12分
7兵庫県21.8分7分2.4分35.3分17分
8京都府17.2分8分3.8分29.5分25.9分
9愛知県12.5分6分1.4分52.4分14.2分
10滋賀県10.9分5分0.9分55.8分12.9分
11福岡県10.2分8分6.3分48.9分14.4分
12宮城県8.5分7分4.1分56.9分11.8分
13北海道8.2分11分4.9分53.7分8.8分
14広島県6.9分9分5分48.1分19.5分
15茨城県6.3分4.9分1分68.4分9.3分
16三重県6.1分5.2分1分67.9分9.7分
17和歌山県5.4分5.1分1分59.1分20.1分
18岐阜県4.5分6.1分1分69.2分9.5分
19長野県4.1分7.4分1分72.7分8.6分
20山梨県4分7.2分1分69.8分11.4分
21香川県3.9分5.3分1分65.2分18.2分
22栃木県3.7分4.7分1分72.2分10.7分
23静岡県3.7分7.2分2分63分14.9分
24新潟県3.5分6.9分3分72分8.2分
25富山県3.3分5.2分1分77.4分7.5分
26長崎県3.3分11.5分12分56.1分9.2分
27岡山県3.2分5.2分2分65分17.3分
28佐賀県3.1分5.5分1分71.6分11.9分
29福島県3分6.4分1.7分74分8.9分
30群馬県3分4.9分0.4分75.1分10.2分
31山口県2.9分7.3分2.1分67.2分13.4分
32岩手県2.5分7.5分2.5分70.1分9.7分
33鹿児島県2.4分8.8分4分64.6分13分
34福井県2.3分5.6分1分75.1分9.1分
35愛媛県2.3分6.6分1分56.5分27.1分
36鳥取県2.2分6分1.2分73.4分11.5分
37大分県2.1分8分2.9分67.3分13.4分
38秋田県2分6分1.6分75.4分9分
39高知県2分6.2分1.1分60.1分23.7分
40山形県1.9分5.7分0.9分77.6分9.3分
41石川県1.9分7.3分3.7分70.6分9.2分
42熊本県1.9分6.4分3.3分65.1分16.6分
43徳島県1.7分5分1.1分68.7分17.6分
44青森県1.5分8.2分3分69分10.2分
45島根県1.1分6.8分1.5分73.7分11.3分
46宮崎県1分5.9分1.6分72.2分14.6分
47沖縄県1分10.5分6.2分64.4分10.7分

国勢調査で、都道府県別に通勤・通学手段の割合がまとめられています。上位の表は、国勢調査のデータから、電車の割合が多い順にランキングしたものです。1位から7位は、通勤時間の長い都道府県ランキングの上位7位と同じ都府県がランクインしています。電車で通勤する人の割合が多いほど、通勤時間が長くなっていることがわかります。

京都府は通勤時間の平均が30分を切りますが、呼応するように電車通勤の割合が2割未満と少数派になっています。ただ、1位の神奈川県でも2割近くが車通勤、千葉県と埼玉県では電車より車通勤の割合が多く、通勤時間が長い首都圏であってもある程度の人が車通勤をしていることもわかります。

電車の通勤時間は車の2倍

通勤手段通勤時間平均
鉄道約59分
バス約34分
自動車約29分
バイク約19分
自転車約16分
徒歩約13分

前項では、電車通勤する人が多いエリアほど、通勤時間が長くなる傾向が見えました。これを裏付けるのが、国土交通省の全国調査から交通手段別の通勤平均時間をまとめた上記データです。

鉄道利用者の通勤時間平均は約59分で、車通勤の平均時間約29分の2倍という結果となっています。また、いちばん通勤時間が短いのは徒歩の約13分でした。乗り物を使わなくて済むほどの職住近接を実現している人もいるのですね。

まとめ

首都圏ではさほど疑問を持たない長時間の通勤ですが、実は全国の8割ほどのエリアでは通勤に30分もかけていないことがわかりました。さらに電車通勤と比べると車通勤の平均所要時間は半分程度となっています。通勤時間が短い人には、大都市圏に通勤しないこと、また電車でなく車で通勤することという2つのポイントがあるようです。

ベッドタウンから東京都心に電車で通っている人が、地方で車通勤する生活に変わったとすると、通勤時間が大幅に減ることも期待できます。ワークライフバランスを変えたい、ゆとりある通勤をしたいという希望は、地方移住によって叶えられるかもしれません。

車の運転に不安がないこと、希望の地域で仕事に就けることが前提となりますので、実現するには見通しをもった計画が必要ですが、強い希望がある場合は検討する価値はあるのではないでしょうか。

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