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出生率が高い都道府県は子育てしやすい?出生率の都道府県別ランキング

更新日: Oct 27, 2020

出生率が高い都道府県は子育てしやすい?出生率の都道府県別ランキング

日本の「出生率」は、低下し続ける中、国内では沖縄県が1位、東京都が最下位が続いています。そもそも出生率とは?出生率が高い都道府県は子育てしやすいの?出生率が伸びている都道府県は?都道府県別ランキングを紹介します。

出生率が高い都道府県は子育てしやすい?

出生率が高い都道府県は子育てしやすい?

毎年、こどもの日に発表される「出生率」は年々低下しています。それと同時に高齢化が進んでおり、少子高齢化が深刻化しています。

世界の中では、日本の合計特殊出生率は183位で、女性ひとりが一生で出産する子供の平均数は1.42人です。日本の中では、沖縄県が子だくさんで出生率が高く、東京が最低というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

出生率が高い都道府県や、出生率が伸びている都道府県をランキングにしてみました。また、出生率が高い都道府県は子育てしやすいのか等、気になる情報もあわせてご紹介します。

そもそも「出生率」とは?

そもそも「出生率」とは?

毎年、子どもの日に「出生率」として発表されるのは、「合計特殊出生率」のことをいいますが、この「出生率」と「合計特殊出生率」はどのような違いがあるのでしょうか。

出生率とは?

一定人口に対するその年の出生数(生まれた子供の人数)の割合をいいます。一般的には、その年に生まれた、人口1,000(人)あたりの出生数を指します。人口1,000(人)の内訳には、年齢や性別の区別はありません。

合計特殊出生率とは?

15歳から49歳までの年齢別の出生率を合計したものを、合計特殊出生率(合計出生率)といい、ひとりの女性が一生の間に何人子供を産むかの平均値を表します。

合計特殊出生率は、性別や年齢を絞り込んでいることから、より正確な指標であるされています。15歳から49歳までの女性を年齢別に分け、その出生率の総計を人口指標として使用します。この指標は、時代や地域ごとの出生率を比べるために活用されています。

出生率が高い都道府県は?出生率が伸びている都道府県は?都道府県別ランキング

出生率が、都道府県別ランキング

それでは早速、最新の合計特殊出生率の都道府県ランキングと、その推移をみていきましょう。

2019年出生率 都道府県別ランキング

順位都道府県出生率順位都道府県出生率
1沖縄県1.8225岐阜県1.45
2宮崎県1.7326愛知県1.45
3島根県1.6827山梨県1.44
4長崎県1.6628静岡県1.44
5佐賀県1.6429福岡県1.44
6鳥取県1.6330兵庫県1.41
7鹿児島県1.6331山形県1.4
8熊本県1.632群馬県1.4
9香川県1.5933茨城県1.39
10長野県1.5734栃木県1.39
11福井県1.5635青森県1.38
12山口県1.5636新潟県1.38
13富山県1.5337岩手県1.35
14大分県1.5338秋田県1.33
15広島県1.4939大阪府1.31
16福島県1.4740奈良県1.31
17三重県1.4741千葉県1.28
18滋賀県1.4742神奈川県1.28
19岡山県1.4743埼玉県1.27
20高知県1.4744京都府1.25
21石川県1.4645北海道1.24
22和歌山県1.4646宮城県1.23
23徳島県1.4647東京都1.15
24愛媛県1.46全国平均1.36

沖縄の人は子だくさんで、都会の人は子供が少ないというイメージ通り、沖縄県が1位、東京都が最下位という結果になりました。

四国・九州地方と、ふるさと回帰支援センターによる「住みたい都道府県ランキング」第1位の長野県がトップテンを占めています。

「住みたい都道府県ベスト20」の上位20位までにランクインしている都道府県は、自然が多く穏やかな気候であることや、都心へのアクセスが良いこと、温泉やウィンタースポーツ等を身近に楽しみたいことなどが、住みたいと思う理由として多くあげられており、出生率ランキングとはあまり関係が見られません。

つまり、子育てのしやすさと出生率の高さは、イコールではないと考えられます。

関連記事:地方移住で人気の都道府県はどこ?最新版住みたい都道府県ベストランキングを紹介!

出生率の都道府県別ランキングの推移

2019順位都道府県2000年2000年順位2010年2010年順位2017年2017年順位2018年2018年順位2019年
全国平均1.361.391.431.421.36
1沖縄県1.6251.8711.9411.8911.82
2宮崎県1.681.6831.7321.7231.73
3島根県1.41361.6821.7231.7421.68
4長崎県1.45331.6181.741.6861.66
5佐賀県1.51161.6171.6491.6481.64
6鳥取県1.44351.54151.6671.6191.63
7鹿児島県1.47231.6251.6951.741.63
8熊本県1.57111.6241.6761.6951.6
9香川県1.53141.5791.6581.61101.59
10長野県1.45341.53161.56141.57121.57
11福井県1.3421.6161.62101.6771.56
12山口県1.51201.56101.57131.54191.56
13富山県1.3411.42331.55171.52231.53
14大分県1.45321.56111.62111.59111.53
15広島県1.56131.55121.56151.55141.49
16福島県1.28441.52171.57121.53201.47
17三重県1.51181.51191.49291.54181.47
18滋賀県1.48221.54141.54201.55131.47
19岡山県1.6541.5201.54211.53221.47
20高知県1.53151.42351.56161.48301.47
21石川県1.45291.44301.54181.54161.46
22和歌山県1.07471.47241.52241.48291.46
23徳島県1.38381.42341.51261.52251.46
24愛媛県1.6721.5211.54221.55151.46
25岐阜県1.6271.48231.51251.52241.45
26愛知県1.8211.52181.54191.54171.45
27山梨県1.48211.46271.5281.53211.44
28静岡県1.45281.54131.52231.5261.44
29福岡県1.3431.44311.51271.49271.44
30兵庫県1.28451.41361.47331.44341.41
31山形県1.51191.48221.45341.48281.4
32群馬県1.56121.46261.47321.47311.4
33茨城県1.6531.44281.48301.44321.39
34栃木県1.36391.44291.45351.44331.39
35青森県1.47271.38371.43361.43351.38
36新潟県1.47251.43321.41371.41371.38
37岩手県1.6261.46251.47311.41361.35
38秋田県1.47241.31411.35391.33421.33
39大阪府1.45311.33391.35401.35391.31
40奈良県1.31401.29441.33431.37381.31
41千葉県1.45301.34381.34411.34411.28
42神奈川県1.47261.31421.34421.33431.28
43埼玉県1.51171.32401.36381.34401.27
44京都府1.58101.28451.31451.29451.25
45北海道1.23461.26461.29461.27461.24
46宮城県1.5991.3431.31441.3441.23
47東京都1.39371.12471.21471.2471.15

次に、2000年からの出生率の推移を「政府統計/都道府県別にみた年次別合計特殊出生率(2019年)」からみてみましょう。 トップテン中、沖縄県は10年間不動の1位ですが、2位の宮崎県以下は2000年以降20年間、どんどん出生率を上げています。

宮崎県は、首位の沖縄県を猛追する勢いなのがわかります。一方、26位の愛知県は、1位だった2000年と比べて大きく出生率を落としており、関東7都県は、栃木県を除く6都県で出生率も順位も落ちる一方なのが現状です。

観光地としても大人気で、住みたい都道府県ランキングでも第4位にランクインしている北海道は、意外なことに出生率は2000年以降20年間ずっとワースト2位です。

その理由として、大都市特有の晩婚化と、他の大都市にはみられる晩婚でも子供をもうけるという人が少ないということ、さらに離婚率や人工妊娠中絶率が高いこと、人の出入り(転入転出)が多いということ等が挙げられています。

第2子・第3子の出産が多い都道府県ランキング

都道府県総出生数第1子第2子第3子第4子第5子以上
出生数 構成比 出生数 構成比 出生数 構成比 出生数 構成比 出生数 構成比
1沖縄県15,7325,97838.00%5,00831.83%3,05019.39%1,1507.31%5463.47%
2宮崎県8,4343,40740.40%2,88334.18%1,56718.58%4285.07%1491.77%
3鹿児島県12,9565,26140.61%4,53234.98%2,34718.12%5804.48%2361.82%
4長崎県10,1354,08340.29%3,53034.83%1,80017.76%5455.38%1771.75%
5熊本県14,3015,67339.67%5,16936.14%2,53917.75%6794.75%2411.69%
6佐賀県6,5352,66540.78%2,32035.50%1,14817.57%3014.61%1011.55%
7島根県4,8872,01741.27%1,75835.97%85117.41%2054.19%561.15%
8鳥取県4,1901,69140.36%1,55337.06%71216.99%1704.06%641.53%
9大分県8,2003,50942.79%2,92435.66%1,31916.09%3073.74%1411.72%
10山口県8,9873,88343.21%3,20435.65%1,43115.92%3453.84%1241.38%
11岩手県7,6153,19341.93%2,80036.77%1,19615.71%3234.24%1031.35%
12高知県4,5591,94242.60%1,62535.64%71515.68%1884.12%891.95%
13徳島県4,9982,15743.16%1,87937.60%78115.63%1382.76%430.86%
14福井県5,8262,54543.68%2,16837.21%89515.36%1773.04%410.70%
15福岡県42,00818,61144.30%14,99035.68%6,34815.11%1,4813.53%5781.38%
16福島県12,4955,47843.84%4,53436.29%1,88515.09%4523.62%1461.17%
17青森県7,8033,52245.14%2,76635.45%1,17014.99%2733.50%720.92%
18愛媛県9,3304,06043.52%3,40336.47%1,39114.91%3583.84%1181.26%
19岡山県14,4856,46444.63%5,27336.40%2,13414.73%4683.23%1461.01%
20広島県21,3639,51044.52%7,87236.85%3,06614.35%6793.18%2361.10%
21長野県14,1846,40545.16%5,23036.87%2,03214.33%3902.75%1270.90%
22香川県6,8992,98643.28%2,63538.19%98714.31%2223.22%691.00%
23山形県6,9733,13744.99%2,59437.20%99014.20%1852.65%670.96%
24茨城県19,3688,67144.77%7,16136.97%2,75114.20%5782.98%2071.07%
25岐阜県13,7205,99043.66%5,32738.83%1,94814.20%3482.54%1070.78%
26富山県6,8463,11345.47%2,58537.76%95413.94%1552.26%390.57%
27和歌山県6,0702,67744.10%2,29737.84%84613.94%1883.10%621.02%
28奈良県8,9473,96244.28%3,38637.85%1,23513.80%2652.96%991.11%
29石川県8,3593,81445.63%3,09236.99%1,15113.77%2242.68%780.93%
30新潟県14,5096,62445.65%5,40737.27%1,99713.76%3772.60%1040.72%
31秋田県5,0402,26845.00%1,87637.22%69113.71%1663.29%390.77%
32群馬県12,9225,90945.73%4,79137.08%1,75813.60%3312.56%1331.03%
33静岡県25,19211,47045.53%9,48437.65%3,40813.53%6442.56%1860.74%
34三重県12,5825,65544.95%4,73937.66%1,69513.47%3672.92%1261.00%
35栃木県13,4956,09545.16%5,12838.00%1,79013.26%3562.64%1260.93%
36京都府17,9098,22845.94%6,66037.19%2,37313.25%4812.69%1670.93%
37兵庫県39,71318,22945.90%14,79037.24%5,25513.23%1,0912.75%3480.88%
38宮城県16,2117,38745.57%5,96336.78%2,14313.22%5523.41%1661.02%
39滋賀県11,3505,06444.62%4,37938.58%1,49613.18%3132.76%980.86%
40山梨県5,5562,55646.00%2,07137.28%73013.14%1492.68%500.90%
全国918,400425,23446.30%337,70536.77%120,40113.11%26,1432.85%8,9170.97%
41北海道32,64215,26346.76%11,79836.14%4,19212.84%1,0173.12%3721.14%
42大阪府65,44631,33147.87%23,68536.19%8,00012.22%1,7962.74%6340.97%
43愛知県61,23028,79047.02%23,12437.77%7,46612.19%1,3982.28%4520.74%
44埼玉県51,24123,95346.75%19,53238.12%6,16712.04%1,1952.33%3940.77%
45千葉県43,40420,57247.40%16,23537.40%5,21412.01%1,0412.40%3420.79%
46神奈川県66,56432,55448.91%25,06937.66%7,17510.78%1,3712.06%3950.59%
47東京都107,15056,86053.07%38,46735.90%9,6058.96%1,6961.58%5220.49%

第2子以降の出生数と構成比の都道府県別ランキングをみていきましょう。上の表は第3子の構成比が多い順番に並べています。

これも予想通り、出生率1位の沖縄県を筆頭に、九州地方など西日本が上位を占めており、20年間出生率ランキングワースト2位の北海道と、大都市圏が、全国平均よりも低いワースト7位内に並んでいます。

東京は出生率ワースト1位なのに子どもが増加、なぜ?

東京は出生率ワースト1位なのに子どもが増加、なぜ?

大都市圏がワースト6位に並んでいると先述しましたが、東京都に関しては、出生率ワースト1位なのに都心の子どもだけが増え続けているという、真逆の事態が起きています。

人口当たりの子どもの割合が低い一方で、直近20年間の東京都内の就学児童数は増加傾向が続いています。2020年1月1日(水)時点で、東京都の住民基本台帳を基にした人口総数(外国人を含む)と2015年を比較すると、23区の0歳から14歳の子どもの数は5万4947人増えています。

市部は1万209人減となっており、都心のみ増加している傾向です。一方、23区内の15歳から64歳の生産年齢人口はこの5年間で31万7081人も増えていますが、市部では2252人減少しています。

シニア世代が現役だった頃は「東京に住む = 郊外の戸建て」という選択が一般的でしたが、通勤や学習環境を考えて、都心を選ぶ夫婦やファミリー層が増えているのでしょうか。

かつては仕事をするだけというイメージが強かった東京23区にたくさんの教育機関が増え、子育てしやすい大都市になったことが背景に考えられます。

まとめ

「合計特殊出生率」でみると、沖縄県を筆頭にした西日本の高さが目立ちますが、事実、働き手とその子どもの都心回帰の傾向も多く見られます。

産みやすさ、乳幼児期の環境、教育環境など…子どもの成長段階によって、「育てやすさ」の価値観は人それぞれなので、出生率が高いからといって子育てしやすいとは限らないようです。

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